苫小牧市は、工業と港湾と自然が魅力的な街です。苫小牧市は、北海道工業地域を代表する工業都市で、世界有数の新聞用紙の生産量を誇る王子製紙や、世界最大級の地上タンク方式による石油備蓄施設などがあります。また、世界的にも珍しい大型の内陸式掘り込み港である苫小牧港は、貿易や物流の拠点として機能しており、内航取扱貨物量は日本一です。国道や高速道路も苫小牧港に集約されており、交通の要衝となっています。 苫小牧市は、豊かな自然にも恵まれています。市域の北西には樽前山という活火山があり、支笏洞爺国立公園の区域になっています。市域の東部にはウトナイ湖という湖があり、日本初のバードサンクチュアリや国の鳥獣保護区やラムサール条約登録湿地に指定されています。また、市内を流れる苫小牧川や勇払川などの河川や沼もあります。自然を楽しむことができる観光スポットやレジャー施設も多くあります。