河北郡津幡町は、石川県のほぼ中央にあります。金沢市や富山県とも近く、交通の便が良いです。町の面積は110.59平方キロメートルで、東部には丘陵が連なり谷間の土地が枝状に発達、西部には幅2・3キロメートルの平坦地が広がり、県内最大の潟である「河北潟」に続いています。 河北郡津幡町には、古代からの歴史や文化も残っています。倶利伽羅峠では、木曽義仲が火牛の計を用いて平家を破ったという伝説があります。福沢諭吉先生の遺訓を実践する「津幡町民の誓い」や「平和都市宣言」もあります。町章は飛鳥の形で、町花はツツジ、町鳥はハクチョウです。 河北郡津幡町には、自然の恵みを生かした観光スポットや施設も多くあります。町の中央には本州有数の規模を誇る「石川県森林公園」があり、森林セラピー基地にも認定されています。西南部に広がる河北潟及び干拓地には日本海側最大級の規模を誇る「石川県津幡漕艇競技場」や「ひまわり村」があります。また、特産品としては、「おまん小豆（ヤブツルアズキ）」や「いけなら紫（紫インゲン豆）」などがあります。 河北郡津幡町は、山も海もない平地でありながら、人口や産業が発展し、歴史や文化も継承するまちです。自然と人間が調和する河北郡津幡町は、魅力あふれるまちです。