鳳珠郡穴水町は、石川県の北半分を占める能登半島のほぼ中央にあります。南は羽咋市、西は志賀町、北は七尾市、東は氷見市と接しており、面積は183.21平方キロメートルです。地勢は、邑知地溝帯を中心に平野部が七尾市から羽咋市まで拡がり、東側が石動山、西側は眉丈山をそれぞれ中心とし、日本の原風景とも言える田園地帯と、それを取り巻く丘陵地の緑、潤いある河川などの身近な自然環境が広がっています。 鳳珠郡穴水町には、古代からの歴史や文化も残っています。石動山は国指定史跡で、平安時代に木曽義仲が平家を破ったという伝説があります。雨の宮古墳群や川田古墳群は能登半島最大級の前方後方墳や円墳が集まる古墳公園として整備されています。小田中古墳群には親王塚古墳や亀塚古墳などがあります。 鳳珠郡穴水町には、自然の恵みを生かした観光スポットや施設も多くあります。道の駅織姫の里なかのとでは地元の特産品やお土産を買うことができます。不動滝は名勝で、石動山修験者の荒行の場でもあります。円光寺のキリシマツツジは春に見事に咲き誇ります。 鳳珠郡穴水町は、山も海もない平地でありながら、人口や産業が発展し、歴史や文化も継承するまちです。自然と人間が調和する鳳珠郡穴水町は、魅力あふれるまちです。