天神祭
大阪天満宮の天神祭は、日本三大祭りの一つで、菅原道真公をお祀りする天満宮の氏地で行われる祭りです。期間は約1か月間にわたり、様々な行事が催されますが、特に盛大なのは7月24日の宵宮と25日の本宮です。宵宮では、神鉾を堂島川に流す鉾流神事や、催太鼓や獅子舞などが氏地を巡行します。本宮では、菅公御歌の神楽歌に合わせて、菅原道真公の御霊をお迎えする陸渡御と船渡御が行われます。船渡御では、多くの船が大川(旧淀川)を行き交い、奉納花火が打ち上げられます。大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿から、「火と水の祭典」とも呼ばれています。天神祭は一千年以上の歴史を持ち、浪速っ子の熱いエネルギーに支えられています。